
Phi 2.6.0
Phi Browser 2.6.0の登場です。AIを監督する手段はより明確に、ブラウザが「どの言語で話すことになっていたか」を忘れる場面はより少なくなりました。
AIがウェブページ上で作業しているとき、Phiはその動きを以前より追いやすく見せるようになりました。ブロックされたクリックは理由をこれまで以上に分かりやすく説明し、停止ボタンは常に手の届く場所に表示され続けます。自律性は便利なものです。そして「そこまでで結構です、ありがとう」と確実に伝えられる手段も、同じくらい便利です。
あいさつはブラウザメモリから生成され、ときおり「なるほど」という瞬間を届けてくれます。ただ、ときどき「おやまあ」のほうに着地することもあります。画面をほかの誰かに見られているときは、特にそうです。皆さまのフィードバックをもとに、あいさつが取り上げる内容を調整しているところです。さらに2.6.0では、いつでもあいさつを非表示にできるスイッチが加わりました。その選択はPhiがきちんと覚えておきます。ブラウザメモリはお使いのMacの中から出ることはなく、AI Guardrailが生成の過程をフィルタリングして個人情報が送信されないようにし、どのあいさつもあなたひとりに宛てたものとして作られます。あいさつとおすすめコンテンツは、選択した言語をこれまでよりきちんと尊重するようになりました。コンテキストメニューの「AIに質問」は、サポートされている言語であればChatbarの表示言語に従い、自動生成されるチャットのタイトルがふらりと別の言語へ迷い込むことも少なくなりました。
Skillのボタンは、新しいタブページ、チャット、サイドバーのいずれでも操作に合わせてアニメーションで反応するようになり、何かが進行中であることがひと目で分かります。いわば、ボタンがボディランゲージを身につけたのです。これで意外なほど多くの気まずさが省けます。
また、ラテン文字以外の入力方式でも「URLをコピー」のショートカットが確実に動作するようにしたほか、macOS版の設定画面のレイアウトの問題を修正し、日本語のあいさつのフォントの太さも直しました。どれも細かな修正です。ただし、そのどれかに個人的に悩まされていた方にとっては、これこそが今回のリリースのすべてでしょう。
より分かりやすいコントロール、よりぶれない言語、そして行儀のよくなったボタン。Phi 2.6.0は指示がしやすく、誤解がされにくくなりました。人間とソフトウェアの間柄として、なかなか健全な取り決めではないでしょうか。